子持ち形成外科専門医の少しタメになる話

形成外科専門医の傷や美容に関する話です

『そばかす』は治せる!?雀卵斑(じゃくらんはん)の治療について。

こんにちは。子持ち形成外科医のぷにです。

今日はそばかす(雀卵斑)の治療についてお話します。

小さいときは可愛くても、大人になってコンプレックスに思っているかたも多いと思います。

f:id:punipunipunisum:20200327185315j:plain

そばかすの原因は?

原因はよくわかっていませんが、常染色体優性遺伝が見られ、家系内での発症を多く認めます。

また、白人や色白の方に多いです。

 

そばかすは幼少期にできて思春期にかけて濃くなり、大人になると薄くなる場合がありますが、大人になっても残っている方もいらっしゃいます。

紫外線が悪化の原因となるので、日焼け止めは絶対に塗りましょう。

そばかすの治療法は?

ニキビは白ニキビ→赤ニキビ→膿ニキビと時間とともに経過していきます。

ほとんどの人は顔にニキビは、白ニキビ、赤ニキビ、膿ニキビが混在しています。

思春期の初期だけは白ニキビのみがおでこに認められる時期があります。

胸や背中では毛穴の脂腺が少なく、白ニキビはあまりできずに赤ニキビと膿ニキビが認められます。
成人以降のニキビも白ニキビよりも赤ニキビや膿ニキビの方が目立ちます。

治療法は?

レーザー 治療

Qスイッチアレキサンドライト、QスイッチYAGレーザー、IPLなどのレーザーが効果があります。

外用薬

ハイドロキノン、トレチノインなどのがあります。

レーザーでそばかすが一旦薄くなっても、簡単に再発してしまうことがあります。

レーザー後に外用薬による治療を継続する方がおすすめです。

最後に。

 

そばかすは治療可能です!

小さいときからあったから……遺伝だから……と悩まず、治療していきましょう!